起業体験その6

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ペットちゃんとありのまま記         2006/10/15  105号
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落ち葉がゆっくりと散り始めるこの頃、ふかし芋が美味しい季節となりました。

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【起業体験その6】

この人ならというメンターを探し出し、最後に出会ったのが、19歳も年下のT氏
だった。元IBM社員、独立したばかりで、億の単位を動かしたことがあるT氏。
今も一緒に仕事をして数年になる。
T氏と出会ったお陰で、会社を無事に円満退社し、独立出来るようになった。

2002年6月、初めて我が家に来てくれたT氏と話し合い、はっきり伝えた。
「最終目標は迷子札を普及させたい。」

2回目の相談の時「これをペットショップへ置いてもらいましょう。」
「えッ!?ペットショップ?そんなことできるんですか?」
これまで考えたこともなかった仕事のやり方だった。いよいよ取扱店開拓。

T氏の指導で、ペットショップへ初めておいてもらったのは、2002年夏。
初めての法人営業でドキドキした。T氏といっしょに同行した。当時は、ペット
ショップの敷居が高くて自信なかった…。営業不慣れでT氏に笑われながら、
当たって砕けよ精神で気合を入れていた。今思うと健気だった。

T氏のフォローで、少しずつ営業の仕方に慣れ、しだいに置いてくれる店が増えて
いき、営業恐怖心が消えていった。会社帰りや休日を利用して密かに開拓し続けた。
T氏に言われなくても、ひとりで1日8店、1ヶ月で20店獲得したことも。

T氏から、ペット博へ出展することを勧められた。2003年春のことであった。
勤めの身のまま、初めての出展準備や慣れない仕事が多く大変だったが、ふたを
開けてみると、たくさんのお客様が物珍しそうに迷子札商品を真剣に見つめていた。
お陰様で、ブースの前はいつも人だかりで賑わった。千客万来!無我夢中!

おおもとの気持ちを伝えるべく多くの人々を動かす大きなチャンスの仕事でも
あった。家族全員協力して無事に終えた。我が生涯最高の仕事で心に染み入った。

初出展した時、注文が150個以上入ったとT氏に伝えたら、かなり驚いたようだ。
普段の会社仕事と落差が激しくて疲れた。一人当千の気力を難なくこなすことが
出来ただけでますますやる気が増し、意気揚揚、前途洋洋。

収入も、会社給料より増えたのを機会に12年間超満員電車通勤から開放された。
独立するにあたって迷いはなく、2つの仕事を持っていたから心強かった。

ようやく念願がかなってひとりビジネスを2004年1月からスタート。パートおばさん
から女社長へ華麗なる転身と言えば表はカッコイイけど、裏は次の仕事を
どうするか頭が一杯でボンヤリしているヒマもなく泥臭いヒーヒー仕事が続く。

営業、仕入、製作、納品、経理、ペットモデル撮影、サイト更新、シッター、執筆、
クレーム、雑用などこれでもかこれでもかの仕事を黙々こなすのに精一杯。
体がタフ、心が出来て、頭を使う三位一体パワー全開すればなんとかなった。

2回目のペット博で、14万人に呼び掛け、大声で誘導したり、チラシを配った。
みんなに見られていい気分。あちこちから「大森さん!」と呼ばれ、歌手のよう。
T氏に言わせると「この数字は、取扱店が聞いたら驚くよ。」
ますます確信が持てるようになり、これからの大仕事に弾みがついた。
おおもとの目指すは、迷子札普及一意専心。

ペット博2回出展を果たしたのも、実演販売実施も、産経新聞掲載も、独立出来
たのも、T氏のお陰であった。T氏以外、仕事口出しには耳を貸さなかった。

いわば、鯉とメダカである。
メダカは、思っていても動かない、じっとして目立たないように、網にかかりそう
ならスルリと逃げ、楽ばかり求めるため、考え方も言葉も行動も違う。
同じ道で、実践して掴んだことがない限り、雲泥の差で話にならなかった。

鯉は、困難な滝にも登ろうという意欲とダイナミックに燃え動くから、楽しさが
倍加する。登った先は、メダカには見えない楽しさ、爽快感と本物を知るように
なるから、言葉も見方も変わる飾らなくなる、不動心、落ち着くことを知る。

何もないところから始め、人のしがらみもなく、自力でここまで出来たと同時に
世の中を俯瞰出来るようになった。 人々の表も裏も上も下も知った。

障害者コンプレックスなんて全然気にならないところか、相手の心のどこかに
引っかかるような印象を与えたかもしれない。障害者は弱いものというイメージ
を払拭するのに役立ったのだろうか。

これまでの仕事遍歴で、最初から起業という意識を持たず、ずいぶん回り道を
して気がついたら、起業していた。小さな体験が、知らず知らず今の仕事と
つながっていたわけで、無駄ではなかったと実感している。最初からいきなり
人間的に出来ていたわけでないこと納得していただけたと思う。

きっと、神仏から人に役立ついい仕事(グッドビジネス)を与えられるまで、
若いうちにどん底で鍛えさせられ、違う仕事をさせてから今の仕事の役割を
まかされたとしか思えない。神仏の手で、あやつり人形のように右へ左へ
操られながら幸せに導かれたと思いたい。

多くの人々の心を動かす仕事を得た本物の幸せは、今まで味わったことのない
高揚感があり、さらにダイナミックな夢に向かって頑張りたくなる。

やればやるほど楽しく嬉しさ倍増の仕事迷子札事業。好きな仕事だからやり抜く。
生死を超えてまだ見ぬ可愛い子孫世代へ良き仕事、良き習慣を遺せれば万万歳で
ある。多くの人々と森羅万象に心から感謝するとともにペットちゃんを愛する
飼い主様がいる限り、未来永劫に捧げることをいといません。

学べば学ぶほど私は何も知らないことがわかる
自分が無知だと知れば知るほど私は一層学びたくなる
- アルバート・アインシュタイン -



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「起業体験」はいかがでしたでしょうか。ご感想をお待ちしております。
これまで長い長い文章を書いたことがなかったので、ちょっとだけ小説家気分を
楽しめました。ありがとうございます。
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発行:グッドビジネス 大森もと子
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さて、次回のテーマは
【ペット博に出展して】をお送りいたします。

                       ご期待ください。