猫のお産

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ペットちゃんとありのまま記         2006/7/1  98号
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七夕も過ぎ、いよいよ夏休み、旅行計画の楽しみが倍加するシーズンです。
発行が遅れて申し訳ございません。

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今日のテーマ
 【猫のお産】  おおもと

ブリーダーなら仕事上何度も見慣れているだろう。

おおもとも、1度猫のお産に立ち会ったことがある。もう10年も前で、出産
記録のメモがどこかへやってしまって見つからない。おぼろけな記憶だけしか
残っていない。覚えていることだけ書いてみた。

息子が拾った子猫タマは年頃になってはらみ、思いがけない時に出産という
場面に遭遇した。
タマのお産はちょうど午前0時頃から始まった。出産日は7月4日だった。

避妊手術していなかったタマは中学生妊娠のようなもので、ヤンママ猫。
一見モテる美猫で、外へ出ようものなら男猫が何匹かうろついていて、
タマ獲得のためにしばしばケンカが絶えなかった。

そんなタマだったので、そんなある日、いつもより食べること食べること。
そして胸の乳首がピンクになってきた。
「エーエエッ!? まさか妊娠?中学生妊娠?タマ!やったの?」ドキドキ。
我が子の顛末にうろたえた。タマは言わぬが花とばかり仕方がないじゃん風情。

「まさか、5匹とか7匹とかじゃないだろうね」と、夫とささやきあった。
その頃の生活が貧乏で、人生の悩みをかかえ、猫の妊娠に喜びを感じる余裕は
なかった。

しかし、お腹がふくらむばかりの中で、タマは外で男猫と遊びたがっていた。
膨らんだお腹で、男猫が逃げるばかりの様子だったのを覚えている。

タマが出産で苦しむ姿は、おおもとも出産経験があるので、その痛みが理解で
きていた。

ダンボールの底に汚れてもいいようなタオルをしき、苦しみまわるタマを
しばらく見守った。ダンボールをかきむしったり、ぐるぐるからだをまわり
始めたりした。陣痛開始だ。

今か今かと様子を見ていた。ようやく、タマはウーンと1匹目を産んだ。
「……。出た!顔から!」息をのむおおもと。生暖かいまま、目をつむった
まま出てきた。「生まれた!」おおもとは初めて猫の出産に立ち会った。

産んだ後、タマは子猫を包む透明な羊膜とへその緒を食べ始めた。
そしておっぱいのところまで誘導するやいなや、すぐ飲み始めた子猫。
ホントに小さい。Lサイズ卵位の子猫。

誕生した子猫の両手がおっぱいをゆっくり押すように夢中になって吸っていた。
続いて2匹目を産んだ。1匹目と2匹目の間は、20分か30分間隔だったと
思う。同じように透明膜とへその緒を食べ始めた。
3匹目も同じように産んだ。生まれたからだの模様は3匹とも違っていた。

生まれた3匹は、おっぱいがどこにあるのかわかるせいか、3匹そろって生ま
れてから1時間もしないうちに飲み始めた。
子猫の尻の汚れをきれいに舐めていたタマ。

出産という大仕事で疲れたタマをほめたり、なでてあげたりして、冷たい水を
飲ませた。最後まで出産が終わったのを見届けた時は午前3時頃だった。
タマの寝ているところでごはんを与えると安心したように食べ始めた。

生まれたのが3匹留まりで終了し、ホッとした。
おかげでおおもとは睡眠不足のまま、翌日パートへ出かけた。

こうして当時の我が家は、猫1匹から女猫4匹のにぎやかな家族になった。
当時小学生だった娘の遊び仲間になった。猫が4匹になったものだから、
子供2人あわせて6人の母親になった気分のおおもと。

2ヶ月になった猫をほしい人にあげようと募集したが、引き取り手がなく、
夫のツル一声全部飼おうということで飼った。猫好きの夫で良かった。

子猫の1匹が外で遊んでいる時に何か悪いモノを口に入れたせいか、急死して
しまった。残った3匹を避妊手術受けさせた。費用は10万かかってしまった。
娘と息子は子猫の可愛さに夢中だった。今でもいい教育になったと思う。

タマは、子猫に注意を与える時の鳴き声が違っていた。
普通は「カアーオ」と鳴くが、子猫に向かって「ッブルルル、ッブルルル」
と声かけながら口で子猫を咥えて静かな場所へ運んでいた。

タマの性格は、男好きするモテ猫。今は、隣の家で飼われている。ウチが実家。
それでも10年経った今でも若い男猫と遊んでいる。美猫は得だなあと思う。
タマのこども全員、ウチの子。どれもタマ似の美猫にならなかった…。
父親猫が誰かなんとなくわかったが、寿命尽きて今いない。


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お詫び:今回も発行が遅れて申し訳ございません。1日の頃はなぜか書く気分になれず、
今、ようやく書く気分になれました。ご心配おかけしました。

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発行:グッドビジネス 大森もと子
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さて、次回のテーマは
【ペットモデル撮影の話】をお送りいたします。
ご期待ください。